プロジェクトメンバー

小野林太郎小野林太郎(代表)
所属:東海大学・海洋文明学科

(専門とフィールド)
専門は海洋考古学と民族考古学で、主な研究フィールドは、沖縄をはじめとする国内のほか、オセアニアや東南アジアの島嶼域です。

人類による海洋適応や海産資源の利用史をテーマに、旧石器時代から近世期まで、様々な時代の遺跡を発掘しています。水中考古学の方法を用いた海底遺跡調査は、本プロジェクトによる研究が最初の体験となり、私自身もメンバーの皆さんやプロジェクトを通して、日々学ばせてもらっています。

(おもな業績)
業績については、以下のサイトをご覧ください。
小野のホームページ


木村 淳
所属:東海大学・海洋文明学科
文化庁水中遺跡調査検討委員会委員・イコモス水中文化遺産国際委員会委員(ICOMOS-ICUCH)

(専門とフィールド)
専門分野は、海洋考古学のなかでも、水中・海事考古学や船舶考古学です。

研究テーマは、水中文化遺産保護や管理、沈没船遺跡です。沈没船遺跡でも、遺跡に残る船体や、その造船技術の研究、アジア地域の海の歴史(海域史)に関わる遺跡を中心に研究を進めています。現在は、ヴェトナムのモンゴル襲来の海戦遺跡、海のシルクルート交易、マニラ・ガレオン交易の沈没船遺跡に研究に取り組んでいます。豊富な水中遺跡での調査経験を活かし、本プロジェクトを通じて、水中金属探知機探査や水中写真実測の応用利用、学生指導にあたっています。

(おもな業績)
『Archaeology of East Asian Shipbuilding』

片桐千亜紀

所属:沖縄県立埋蔵文化財センター

(専門とフィールド)
専門は海洋考古学と人類学で、主な研究フィールドは、沖縄(琉球列島)です。近年では比較の視点から、インドネシアを中心とした東南アジアの島嶼域での研究にも取り組んでいます。

海洋考古学の研究では、沖縄全域で水中文化遺産の分布・確認調査を行ってきました。海底遺跡ミュージアム化の取り組みにへの関心も高く、このプロジェクトに参加する以前から沖縄での実現に向けて動いてきました。人類学の研究では、琉球列島への人類の移住や島嶼適応、とくに埋葬文化についての研究や発掘に取り組んでいます。

(おもな業績)

【著書】

Chiaki Katagiri, Hiroki Miyagi, Miki Watanabe, Yumiko Nakanishi(2016) Underwater Archaeology of the Bretish Shipwecks in Okinawa. Association for Nansei Islands Underwater Cultural Heritage Studies.

片桐千亜紀 2016 「沖縄県立博物館・美術館(平成26年度)水中文化遺産‐海に沈んだ歴史のカケラ-」『月刊文化財』7月号

片桐千亜紀(編) 2015 『水中文化遺産~海に沈んだ歴史のカケラ~』図録 沖縄県立博物館・美術館 (共著)

 

片桐千亜紀・宮城弘樹・渡辺美紀 南西諸島水中文化遺産研究会(編)2014 『沖縄の水中文化遺産-青い海に沈んだ歴史のカケラ-』(共著)

片桐千亜紀 2013 「南西諸島の水中文化遺産」『季刊考古学』第123号 (株)雄山閣(共著)

 

【報告書】

片桐千亜紀ほか2017 『沖縄県の水中遺跡・沿岸遺跡−沿岸地域遺跡分布調査報告書−』沖縄県立埋蔵文化財センター

片桐千亜紀ほか 2012年 『水中文化遺産データベース作成と水中考古学の推進 海の文化遺産総合調査報告書-南西諸島編-』アジア水中考古学研究所・南西諸島水中文化遺産研究会・鹿児島大学法文学部物質文化研究室

片桐千亜紀ほか 2012 「南西諸島編」『水中文化遺産データベース作成と水中考古学の推進 海の文化遺産総合調査報告書-全国水中遺跡地図-』アジア水中考古学研究所

片桐千亜紀(編) 2010 『沿岸地域遺跡分布調査概報(Ⅲ)~概要・遺跡地図編~』沖縄県立埋蔵文化財センター

片桐千亜紀(編) 2009 『沿岸地域遺跡分布調査概報(Ⅱ)~宮古・八重山諸島編~』沖縄県立埋蔵文化財センター